先日、突発的に島根県に行ってきました。大阪から車で約4時間。結論から言うと長時間運転してでも行く価値がありました。
今回の旅行の本当の目的は妻の友人に会いに行くこと。
一泊させてもらってすぐに帰るつもりだったんですが、せっかくの島根です。妻の友人も誘い3人で出雲大社に行って来ました。
出雲大社は見所たっぷり!
鳥居は全部で4つ!
写真は『勢溜の鳥居』です。ここが1つ目だと思ってたんですが、実は2つ目でした。
勢溜の鳥居を逆から見てみると遠くに白い鳥居が見えます。それが『神門通りの大鳥居』です。勢溜の鳥居は木製ですが、神門通りの大鳥居は鉄筋コンクリート。竣工は大正4年。建造当時は日本一の大きさだったそうですが、この記事を執筆している2015年3月現在は熊野本宮大社の鳥居が日本一だそうです。
残りの2つは祓橋を超えたところの鳥居、そして拝殿の手前にある銅鳥居です。
うさぎがいっぱい隠れてる?!
写真は確か本殿の真裏にいたうさぎたち。平成の大遷宮を記念して平成26年に建立されたようです。正面から見るとうさぎたちは手を合わせてお祈りをしています。
この周りにもたくさんのうさぎがいました。妻は1体ずつ写真に収めていましたが、私は断念。理由は簡単で、この時点でバッテリーが点滅してたから!予備のバッテリーが欲しいと本気で考えましたよ。
出雲大社はここ以外にもうさぎの石像がたくさんあります。全部で31箇所?すべて探してみるのも面白いと思いますよ。
出雲大社といえば縁結び!
神社と言えば、お守りやおみくじ。妻は友人とおみくじを、私はお守りを購入しました。
出雲大社のおみくじには吉凶が書かれていませんでした。訓と運勢のみ。妻はちょっと寂しそうでしたが、初詣で毎回「凶」を引く我が一族にはありがたい仕様です。
ところで、おみくじって引いた後どうしてます?私は近くの木の枝に結んで帰るんですが、地域や神社によって違うみたいですね。大吉だったら持って帰るとか、凶だったら結んで帰るとかいろいろあるようです。
写真の二人のように仲良く結んでる姿、いいですよね。
迫力満点の大しめ縄!
出雲大社で一番大きなしめ縄は神楽殿の大しめ縄です。とにかく大きい!すごい迫力です。
写真はしめ縄の存在感を出そうとモノクロにしてみました。撮ったときは「なんていい写真が撮れたんだ!」と思ってたんですが、帰ってFlickrを覗いて愕然…。先に予習していけばよかったです。
自分の写真と他の人が撮った写真の一番の違いはしめ縄の見せ方。私は屋根まで含めて迫力を伝えたいと思ったんですが、しめ縄のみにクローズアップしてもう少し下から撮った方が迫力があると感じました。
というわけで、ちょっと加工してみました。少しでも迫力を伝えられればと思いトリミング。こちらの方がしめ縄の迫力は伝わる気がしますねー。
出雲大社の豆知識
いずもたいしゃ?いずもおおやしろ?
私は「いずもたいしゃ」だと思ってたんですが、正式名称は「いずもおおやしろ」なんですね。知ってるとちょっと感心されるかも。
あ、ドヤ顔で指摘するとウザい奴になるのでご注意ください。
出雲の10月は『神有月』
10月は神無月って呼ばれます。由来ははっきりしませんが「神々が一箇所に集まり会議をするから」という説がよく聞かれます。
その会議が行われる場所が出雲大社。そのため出雲では10月を『神有月』と書くのです。
二拝四拍手一拝
出雲大社の参拝作法は他の神社とちょっと異なります。
一般に神社の参拝は「二拝二拍手一拝」。2回お辞儀をしてから、2回手を叩き、最後に1回お辞儀をしますが、出雲大社は「二拝四拍手一拝」。手を叩く回数が4回です。
出雲大社のアクセス情報
周辺には無料駐車場がいくつも用意されています。今回は島根県立古代出雲歴史博物館の駐車場を利用しました。
公共交通機関を利用する場合は、JR出雲市駅から30分に1本バスが出ています。所要時間は約25分、運賃は510円です。
今回食べた出雲大社周辺のグルメ
出雲そば(割子そば)
日本3大そばの一つ、出雲そば。定番の食べ方は割子そばです。一杯分は3口程度。一杯目につゆを入れ、食べ終わったら残ったつゆを下の器にかけて順番に食べていきます。
今回は5種類の味が楽しめる5色割子を選んだので、一杯ずつにつゆをかけて食べました。
今回食べたのは、妻の友人が出雲大社に来たらよく立ち寄るというお店『八雲』さん。出雲大社外苑駐車場のすぐ隣です。
出雲ぜんざい
そばを食べたら次はデザート。私はあったかいぜんざいを、妻は抹茶ぜんざいを頼みました。
「ぜんざい」は「神在(じんざい)」から来ているそうです。出雲ぜんざい学会なるものもあり、ぜんざいは出雲発祥とのこと。うーん、知らなかった!
場所は出雲大社の勢溜の鳥居の正面です。スターバックスのお隣さん。お店の名前は…わからないけど、写真の看板が目印です。
今回のまとめ
EXIF情報を見てもらえばわかるとおり、今回載せた写真はすべて「EF-S24mm F2.8 STM」で撮っています。これ一本でもいろんな写真が撮れて面白いです。
参考:「EF-S24mm F2.8 STM」を購入!Kiss X7と相性抜群の単焦点レンズレビュー
それにしても今回の撮影は本当に勉強になりました。
- 伝えたいものを伝わるように撮る
- 予備バッテリーは大事
何を伝えたいかよくわからない写真でも「いい!」と思う写真はたくさんあります。理由がその写真の持つ雰囲気だったりすると、どこがいいのかをうまく伝えることができませんが、それでも「いい!」と思うことはあります。
逆に伝えたいものがはっきりしているときは思い切った構図も挑戦していかないとダメですね。どこに主題があるのかがぼやけてしまう気がします。
それではステキなカメラライフを!あめたま(@ametama_l2l)でした。