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コラム・検証

公開日:2015.05.24 更新日: 2017.06.11

一眼レフとスマホのカメラでどれだけ写りが違うかを比較検証してみた

最近のスマホはカメラ機能もすごいし、写真プリントしても十分きれい。一眼レフなんてカメラ好きの遊びでしょ?って思ってました。

否定は出来ません。それでも私は一眼レフを買ってよかった。そう思っています。

今回は一眼レフとスマホのカメラでどれぐらい違うのかを検証します。実際に出来るだけ同じような写真を撮って比較してみました。

今回比較するカメラ

今回比較する機種はCanonのエントリー機「EOS Kiss X7」とAppleのスマホ「iPhone5S」です。

私が持ってるカメラがこれしかないからです。iPhone6じゃないのも、Android機じゃないのも深い理由はありません。

ちなみにiPhone5Sのセンサーサイズは1/3型で焦点距離は4.1mmです。キヤノンのAPS-C機で同じ画角で撮るには、おおよそ焦点距離18mm(キットレンズの一番広角側)になります。

風景写真の比較

まずは風景写真の比較です。できるだけ同じ画角で撮るため、EOS Kiss X7は焦点距離18mmで固定。露出設定はプログラムオートで撮影しました。

20150524_01

IMG_5792

上がiPhone5S、下がEOS Kiss X7です。違いわかりますか?

多少色合いが違うとか、明るさが違うとかはありますが、おそらく言わなければどちらがスマホでどちらが一眼レフかわからないのではないでしょうか。

これにはからくりがあります。

実際の写真サイズに比べて、ブログで表現できる写真サイズが小さすぎることが原因です。

PC閲覧時には写真をクリックしてもらうと、ディスプレイの最大表示付近まで拡大することが出来ますが、それでも縮小されているはずです。

逆に考えると、ブログに載せる程度のサイズに縮小するのであれば、iPhone5SとEOS Kiss X7に違いはほぼないということになります。

細部の比較

1:1で比較したいところですが、そもそもの画像サイズが異なるので、同サイズになるようEOS Kiss X7の画像を縮小し同程度のサイズで比較していきます。

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上がiPhone5S、下がEOS Kiss X7です。

どちらの写真もピントを案内板にあわせています。こうして拡大するとEOS Kiss X7の方がシャープで読みやすく感じます。

lecture_iphone-kissx7_03

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一方、背景に注目すると面白いことがわかります。

まず、iPhone5Sの方は奥の方までピントがあっています。被写界深度に違いがあることがわかります。ちょっと難しい言葉を使いましたが、簡単に言うとスマホで撮ると背景がぼけにくいということです。

また、iPhone5Sの方は柱が斜めになっています。どちらが良いといえるものではありませんが、細かく見ると案外違っていて面白いですね。

近景写真の比較

続いて、被写体に出来るだけ近付いて撮影します。

20150524_02

IMG_5794

上がiPhone5S、下がEOS Kiss X7です。

一眼レフカメラは被写体に近付いて撮影することが苦手です。同じ画角で撮れる18mmのレンズではこれ以上近付いて撮ることが出来ません。

そこで焦点距離を55mmに変えて撮影してみます。

IMG_5795

だいぶ近付きましたね。それでもこれが限界です。

被写体に出来るだけ近付いて接写することをマクロ撮影と言います。実は一眼レフカメラよりスマホの方がマクロ撮影は得意なんです。普段スマホでの撮影に慣れている方は、近付くとピントが合わないことに驚かれると思います。

一眼レフは接写が苦手?

さて、言わせてもらいましょう。

一眼レフを舐めるな。

まずは、画像サイズの違いです。等倍で同じサイズにトリミングすると、花はEOS Kiss X7(55mm)で撮影した写真の方が大きくなります。

また、一眼レフカメラのすばらしいところは「撮りたい写真によってレンズを換えられる」ということです。

IMG_5800

マクロで撮りたいならマクロレンズを使えばいい。それだけのことなんです。

 暗所撮影の比較

最後は暗所での撮影です。私の部屋で本棚を撮影してみました。

20150524_03

IMG_5958

写真を撮るようになって気付きましたが、室内というのは電気が点いていても比較的暗いです。

アクセサリなどの小物や、晩御飯など、室内で撮影するときはライトを強くするだけでも、かなり写真が変わってきます。

さて、比較ですね。上がiPhone5S、下がEOS Kiss X7です。

ぱっと見でもiPhone5Sはノイズが乗っているのがわかります。ザラザラしていますね。

細部の比較

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拡大するとわかりやすいですね。上がiPhone5S、下がEOS Kiss X7です。

iPhone5Sの写真は線の境目がノイズでざらついています。色合いもおかしいですね。さすがに暗所での撮影は一眼レフに軍配が上がると言い切って大丈夫でしょう。

スマホカメラのメリット

一眼レフカメラがいかにすばらしいかを書いてきましたが、スマホのカメラを否定しているわけではありません。

スマホのカメラにも一眼レフカメラにはないメリットがいくつかありますので紹介します。

圧倒的にコンパクト

誰がどう見ても、スマホの方が小さいです。世界最小・最軽量の一眼レフカメラといわれる「Canon EOS Kiss X7」だって、スマホから見たらデカイ・重い一眼レフカメラです。

これだけコンパクトでブログに載せても違いがわからないだけの写真が撮れるiPhone5Sはすごいやつですよ。

基本的には常に持っている

一眼レフカメラを持っている人に聞いてみてください。カメラを持ってる時間とスマホを持ってる時間、どちらが長いですか?

スマホは寝るとき以外、ほぼ常に持ち歩いていますよね。それに比べて一眼レフを肌身離さず持っているのは戦場カメラマンや報道カメラマン、パパラッチぐらいのものだと思います。

一般の人が常に身に着けているのは一眼レフカメラじゃなくてスマホなんですよ。

被写界深度の深い写真が撮れる

一眼レフのメリットは背景がきれいにぼけた写真が撮れることですが、逆に言えば、スマホは背景までピントのあった写真を撮ることに向いています。

例えば記念写真はその最もたるものです。背景が大きくぼけていては、せっかく旅行に行ったのにどこに行ったのかわかりません。

ネットワークに繋がっている

最後に持って来ましたが、スマホカメラの一番のメリットはこれです。

写真を撮ったその場でSNSにシェアできる。友達にLINEで送れる。遠く離れた実家の両親にメールが出来る。

旅先でぱっと出してぱっと撮る。細部までピントが合っているからどこで撮ったかすぐわかる。そしてそれをネットワークで共有できる。これがスマホカメラなんです。

今回のまとめ

比較しといてこんなこと言うのも何ですが、一眼レフとスマホのカメラ、どちらもいいところがあります。どちらが優れている!と決めることは難しいです。

そもそも、スマホでいいと言う人と一眼レフカメラがいいという人では用途も目的も違います。

スナップ写真が目的ならスマホでいいし、もっときれいな写真が撮りたいって思ったらデジカメ買ったらいいんじゃないですかね。

ただ繰り返しになりますが、私は一眼レフを買ってよかったと思ってます。超楽しいし。この楽しさが少しでも伝わればいいなと思ってこのブログを始めました。なので一眼レフ寄りの意見になるのは許してください。

それではステキなカメラライフを!あめたま(@ametama_l2l)でした。

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