大阪の桜は今まさに見ごろ。満開です。妻の友人が福井から遊びに来ていたので一緒に見に行ってきました。場所は花博記念公園です。
花博記念公園にはソメイヨシノを中心に約1400本の桜が植えられています。見所はバーベキュー場のある広場と、通称「山のエリア」にある日本庭園。日本庭園側は大池に写った鏡桜も楽しめるそうです。
時間があまりなかったので、今回は広場を中心に散策。雨の桜、そして夜桜を撮ってきました。
雨が降る中の桜
駐車場に車を停め、外に降りようとしたときです。ポツリポツリと雨が降ってきてしまいました。それでも今年最後のチャンス。傘を差しながら撮影に挑みました。
わかりにくいですが、写真中央下の花びらが雨に濡れています。雨が降っているとカメラを上に向けることが難しく、構図の選択肢が狭まるのが悔しいですね。
雨は降ったり止んだり。止んだ隙に妻がスマホで桜撮影。妻の友人がそれを撮影。そして私が妻の友人を撮影。わかりにくいですね、すみません。
花博記念公園の中心にある大池にはカモがいます。桜をフレームにしてカモを撮影してみました。
雨が降って寒いのか、陸にあがって仲間を見つめるカモも。ちょっと寂しげに見えました。写真を整理していて気づきましたが、鳥の羽って水を弾くんですね。
雨の日の定番アイテム「傘」を入れてみました。桜にピントを合わせた写真とどちらを載せるか迷ったんですが、こちらを採用。
雨上がりの桜
桜は花びらだけじゃなくて、幹もステキなんですよね。花びらを中心にしたふんわりとした写真もいいですが、幹を入れたコントラストのある写真。こういうのも大好きです。
もちろんふんわりとした度定番の写真も大好きなので撮ってますけどね!この写真を見ると、自分の写真の腕が上がってきたなって実感します。ポイントは多分ピントです。
こちらは露出を絞って撮影。立てかけてある傘が物悲しい雰囲気を誘います。私はこういう雰囲気がたまらなく好きだったりします。
夜桜
時間が経つにつれ、辺りは薄暗くなり街灯がともり始めました。
まだ十分明るく見えますが、実際には結構な薄暗さ。ISO6400まで上げて撮影しています。このあたりから手持ちでは思うように撮れず。ここまでにもISOを3200以上に上げた写真が数枚ありますが、撮って出しだとかなりノイズが目立ちます。
というわけでここからは三脚を使用。マニュアル露出でちょっと実験してみました。
F値を絞って被写界深度を深くした上で、ISOは100に。その結果、シャッタースピードを30秒開けることにしたんですが、風のせいで被写体ブレが起きちゃいました。ちょっと残念。
今度は街灯を逆光に利用。この距離でシャッタースピード0.5秒なら被写体ブレも目立たず。
最後はどうしてもやってみたかった街灯の玉ボケ。
少し風が強くなり、シャッタースピードを1/8秒以上にすると被写体ブレがひどいことに…。泣く泣くISOを800まで上げましたが、6400に上げた写真と比べればノイズは雲泥の差。実験としてISO12800でも撮ってみましたが、ノイズの乗りが大変なことになりました。
花博記念公園のアクセス情報
最寄り駅は鶴見緑地駅。大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線です。
大阪駅からはJRと地下鉄を乗り継げば約25分(400円)、地下鉄のみだと約40分 (280円)。時間を取るか料金を取るか、お好きな方を選んでください。
ちなみに私は車です。駐車場は約2,000台分のスペースがあります。料金は7:00~19:00が20分100円、19:00~7:00が120分100円。駐車開始から24時間の上限料金が1,000円となっています。
今回のまとめ
小雨の降る中、今年最後の桜だと思い撮影に挑みました。
今回の写真はすべてRAWで撮影し、Lightroomで現像時にノイズ除去を施しています。原因は悪天候と撮影時間が遅かったことが重なり、ISO感度が高めになってしまったこと。
私の感覚ではEOS Kiss X7ではISOが1600を超えるとノイズがかなり気になります。出来ればISO800までで抑えたいところです。夕方からの撮影には三脚があると、かなり心強いです。
それではステキなカメラライフを!あめたま(@ametama_l2l)でした。