大阪から故郷である福井に帰ってきました。
年末年始やゴールデンウィークなど長期休暇の際に帰っていたとはいえ、福井で生活をするのは10数年ぶりです。
市街地はこの10数年で大きく様変わりをしていました。駅舎は新しくなり、新幹線もそのうち通るそうです。たまり場になっていた店は潰れ、セブンイレブンやスターバックスも建ちました。
昔は外からの資本に排他的な県だと思っていましたが、若い世代ではそういった感覚は減っているんでしょう。
変わるもの、変わらないもの
コンビニが増え、コーヒーショップができたといっても、都会にくらべればはるかに不便さを感じる機会は多いです。
Amazonの翌日配送のタイムリミットがちょっと早かったりとか(当日配送は不可)、コンビニまで徒歩で行くのが面倒とか(不可能ではないです)、Canonのサービスセンターが近くにないとか。
年に1、2回の帰省では感じなかった『不便さ』を感じながら、同時にやっと帰ってきたという『安堵感』に包まれています。
そんな思いを抱きながら夕暮れ時に散歩していると、私が小学生だったころから何も変わっていない風景を見つけました。
私の秘密の場所
ここで友達と遊んだことはありません。ここは小学生の私にとって秘密の場所だったからです。
散歩で来れるぐらいですし、なにより小学生の足で来れる範囲です。自宅からそう遠いわけではありません。
それでもここは私にとって秘密の場所だったのです。
きっと近くに住んでいる人ならどこかすぐにわかってしまうでしょう。
それでも小学生の私には、とても遠く、なぜか誰も来ない自分だけの場所だと思い込んでいました。
見上げると空は不思議な色をしていました。
あと数時間もすれば、大阪では小さくていくら見上げても見えなかった星々まで夜空を飾ります。
私が彼と共有するもの
今でも景色はあの頃と変わりません。
それでも時間は流れました。
今、私と同じ景色を息子も見ています。
いつか、彼もこの景色を自分の子どもに見せてあげる日が来るのでしょうか。
今回のまとめ
地元に帰った今の気持ちを素直に写真と言葉に乗せてみました。
ノスタルジックという言葉をはっきりと理解できているかは謎ですが、なんとなく雰囲気でやっちゃいました。
こういうのは秋に書いた方が雰囲気が合ったかもしれません。ちょっともったいなかったかもですね。
それではステキなカメラライフを!あめたま(@ametama_l2l)でした。