キャンドルの光って電球の人工的な光とは違って暖かいですよね。やさしい光というか。
梅田で電気を消してろうそくの灯りを楽しもうというイベントが開催されました。年2回、夏至と冬至の時期に開催されているイベントのようです。
すでにいろいろな方が参加レポートを書かれています。私は次回参加時の備忘録として、ちょっと失敗だったなーなんていう反省点をまとめておきます。
100000人のキャンドルナイト @OSAKACITY 2015 SUMMER
0がたくさんあって桁がわかりにくいですが、100万人のキャンドルナイトです。
開催時間は18時~22時までの4時間。その間会場に飾られたたくさんのキャンドルが点灯します。そして20時~22時までの2時間は街の灯りが消灯します。
※消灯するのは一部の灯りです。真っ暗にはならないので懐中電灯などは不要です。
2015年夏は6月3日に茶屋町、6月10日に西梅田で開催されました。イベントを知ったときには茶屋町ナイトは終わっていたので、西梅田ナイトに参加してきました。
キャンドルナイトを撮り歩く
消灯前の西梅田
JR大阪駅の桜橋口を出て少し歩き、大阪中央郵便局前に到着。キャンドルを並べて、郵便局の鳥の絵が描かれていました。
写真は郵便局前からハービスENTを撮っている妻を撮ったもの。ややこしいですね。
メイン会場に並べられたアート作品たち
道を渡ると、ここからがメイン会場。歩道を進むとキャンドルによるアート作品がたくさん飾られています。
色とりどりのキャンドルポットが鮮やかで目を奪われます。
切り絵とキャンドルの組み合わせってすごく面白かったなぁ。
多すぎるギャラリー
作品前はどこもすごい人です。場所取り合戦が半端無いです。
この写真は街の灯りが消える前ですが、20時を過ぎて街の灯りが落とされると、さらに増えていきます。
この時点で私はもうギブアップ気味。最前列まで進み適当に数枚撮ったら、後はぼーっと人の流れを見てました。
もう完全にキャンドルを撮ることに飽きてました。ちょっと離れたところで三脚を立て、キャンドルを見てる人たちを撮り始めます。
今この写真見て気づいたんですが、いっしょん(@issyon_memo)が写ってますね。
キャンドルを見つめる女性。真ん中の女性以外はささっと見て動いて行くのに、真ん中の女性だけはずっとキャンドルを見つめていました。
何を思ってキャンドルを見つめてるんだろう。
そう思いながらカメラを向ける私。これ文章にするとめちゃくちゃ気持ち悪い人じゃないですか。
反省点(次回参加時の備忘録)
大きい三脚は使えない
周りが暗いので、手持ちの場合はISOを上げざるを得ません。ISOを上げるとノイズが気になるので、三脚を使いたいところ。
ただ、キャンドル前ではたくさんの人がカメラを構えて集まっています。大きな三脚を立てるスペースはほぼありません。私のように大きな三脚を持っていっても荷物になるだけです。
小さい卓上三脚みたいなものの方が使い勝手がよさそうです。
バリアングル液晶が役立つかも
展示されているキャンドルの多くは地面に並べられています。
ローポジションでの撮影がほぼ必須になるので、バリアングル液晶だとかなり便利そうです。実際撮影している方の中にもバリアングル液晶を搭載したカメラを使っている方が目立っていました。
小さい三脚で固定する場合も手持ちで撮影する場合もファインダーを覗かずにライブビューで撮影している方が多かったのが印象的。
単焦点レンズよりもズームレンズの方が便利
ここはちょっと賛否両論がありそう。
暗いのでシャッタースピードを稼ぐには明るいレンズがほしいけど、人が多く場所を移動して構図を決めるということが難しいので、単焦点よりズームレンズの方が便利だなーというのが私の印象です。
ただどういう写真が撮りたいかを事前にしっかり考えていけば、単焦点レンズのほうがいいはず。
でも望遠レンズだけはいらないかな。60mm(35mm換算96mm)以上だと、人が写りこまないよう最前列に場所取りしたときに画角が狭すぎました…。
今回のまとめ
人ごみが嫌いな私にはかなり厳しいイベントでした。
どうやって撮ろうかをゆっくり考える時間はありません。というか考えたところでその場所に行くのが大変ですし。
私はあんまりポジションを独占するのって好きじゃないんです。ホタルの撮影のときもそうだったんですが、写真を撮っているからという理由で、他の楽しんでいる人たちの邪魔をしたくないんです。
私みたいな人は通行人や街の雰囲気を中心に撮ると楽しめるんじゃないかなって思います。
それではステキなカメラライフを!あめたま(@ametama_l2l)でした。