年賀状の季節ですね。我が家でも、妻が子どもの写真を年賀状に使いたいと言ってきました。
プリンターの電源を入れると、長い間放置していたせいか目詰まりがひどいし、年賀状のためにインクを買うのもなぁ…というわけで、印刷業者に依頼することにしました。
せっかく頼むんだし、子どもの写真を大きく使ってフチなし印刷で…と調べていると、フチなし印刷には落とし穴があったんです。
今回はその落とし穴と回避策をご紹介したいと思います。
フチなし印刷って何?
まずはフチなし印刷について少しだけ説明しておきます。
自宅のプリンターで年賀状を印刷している人はご存知の方が多いかと思いますが、普通に印刷をすると周りに余白ができてしまいます。
こんな感じです。周りに余白(白フチ)が出来てしまってますね。
それに対して「フチなし」で印刷をするとこうなります。
最近のプリンターはこの余白(白フチ)をなくす「フチなし印刷」にだいたい対応していると思います。
ただ使うとわかるんですが、斜めになったりちょっとずれたりして余白が入ってしまうこともあるし、2枚目以降の用紙が汚れたりすることがあるんですよね。
うちのプリンターが古いだけかもしれませんが。
とにかく!この余白をなくす「フチなし印刷」に対応している業者を探してみました。
印刷業者によるフチなし印刷の対応方法
余白を裁断する
年賀状といえば郵便局。郵便局でもフチなし印刷ってやっています。
ただこれ、実際には印刷後に余白部分を裁断して、一回り小さな年賀状になってしまうんです。
意外と知られていないことだと思います。少なくとも私は知りませんでした。
「小さくなると何か困るの?」って聞かれるとちょっと困るんですが、なんか嫌じゃないですか?
紙を貼り合わせる
もう一つの方法が別の紙に印刷したものを年賀はがきに貼り合わせるという方法です。
これだと紙の大きさは変わらないんですが、紙の質感と厚さが変わってしまいます。
質感は悪くならなければ別に構わないんですが、厚さが変わると宛名印刷を自宅のプリンターで行うときに用紙詰まりの原因になる可能性があります。
できればこれも避けたいところ。
年賀状に直接フチなし印刷をしている印刷会社
へへへ。見つけましたよ。フチなし印刷をメインでやってる会社。
その名も「ふち無しはがき印刷本舗」さんです。
公式:ふち無しはがき印刷本舗
ふち無しはがき印刷本舗の特徴
日本で唯一、年賀状はがきに直接フチなし印刷ができる印刷会社です。
日本で唯一ってすごくないですか?このフレーズだけで、今回の注文は決まったようなものでした。
他にもいろいろあるので特徴を簡潔にまとめておきます。
- 年賀状ハガキに直接ふちなし印刷ができる
- データ入稿ができる
- もちろんテンプレートも選べる
<オプション>
- トップコート(透明ツヤツヤインク)を全面/一部に使える
- 特急印刷で最短翌日発送も可能
- 宛名印刷も対応
- 完全オリジナルのデザインを制作してくれる
などなど。
私は自分でデザインをしたかったのでデータ入稿ができることも結構大きなポイントだったりします。
ふち無しはがき印刷本舗の料金
めっちゃわかりやすいですね。
印刷代
10~50枚なら1枚150円です。50枚を超えると単価が安くなっていきます。
早期割引でさらに安くなります。
詳細は公式サイトでご確認ください。
はがき代
52円。年賀はがき代です。
送料
全国一律580円です。
オプション代
トップコートは1枚10円、翌日発送の超特急印刷は別途1枚30円などなど。宛名印刷もお願いできます。
今回のまとめ
というわけで、来年の年賀状はふち無しはがき印刷本舗さんにお願いしました。
現在データ入稿と校正が終わり、印刷を待っている状態です。
データ入稿というと難しそうですが、郵便局が無料配布している「はがきデザインキット」を使って入稿することも可能です。
これなら郵便局に頼むのと同じなのに、はがきが小さくなることもありません。
年賀状印刷は11月30日までに頼むと早割りで10%オフになります。あと一週間なので、フチなし印刷をお考えの方はお急ぎください。