島根県松江市と出雲市にまたがる宍道湖。しじみで有名な湖としか知りませんでしたが、夕日がきれいだよと聞き、撮影に行ってみました。
夕日を眺めるなんて何年ぶりでしょうか。
先に言っておきます。これは生で見るべきです。私にもっと写真の腕があれば、生で見るのと変わらない写真が撮れれば…。
事前の場所選びが大事
特に下調べなしで行ったことを後悔しました。これで写真の出来が8割方決まります。多分。
宍道湖の夕日を撮るのが初めてなら、まずは島根県立美術館を目指しましょう。
県立美術館の裏側から湖岸に出ることができます。ここから湖岸を歩くと夕日テラスと呼ばれる夕日を見るための階段状のステージがあります。この辺り一体が夕日を撮る絶好の撮影スポットになっています。
夕日と一緒に写したい被写体
ポイントとしては夕日を何と一緒に写真に写すか。これを事前に決めておくと場所選びがスムーズです。
私はなんとなく嫁ヶ島を写真に入れたいなって思っていました。で、なんとなくこの辺かなっていうポイントに座って日が沈むのを待っていたんですが、あと5m左に行っていれば…と少しだけ後悔。
夕日テラスは座って夕日を待つことができますが、結構人が集まるので、一度決めた場所から動くのはかなり困難です。後悔のないよう、しっかりポイントを選びましょう。
嫁ヶ島
嫁ヶ島は宍道湖に浮かぶ小さな島。宍道湖で夕日といえばこれ!というぐらいよく見かける被写体です。私、ミーハーなんで嫁ヶ島狙いで行ってみました。
嫁ヶ島のどのあたりに夕日を持ってくるか。これすごく大事。
個人的には嫁ヶ島にかかる形を望遠で撮りたかった…。うん、次回の課題です。
袖師地蔵
美術館と夕日テラスの道中に袖師地蔵というお地蔵さんがいます。夕日でシルエットに使うのもありだと思います。あんまり狙ってる人はいませんでした。
私は夕日にはちょっと早い段階だったのでシルエットだけ撮影。広角で仏像と嫁ヶ島の間に夕日を落とすなんていうのも面白いかも。
美術館の各種オブジェ
美術館の裏にはさまざまなオブジェが配置されています。写真に撮ってくるのは忘れました。
ここで夕日と何かを組み合わせようと陣取ってる人が結構いました。2回目以降で、人と同じ写真は嫌だ!オリジナリティあふれる写真を!という方はここ楽しいと思います。
みんな被写体選びに余念が無い。すごいな。 #宍道湖
— あめたま (@ametama_l2l) 2015, 4月 25
クルージングボート
宍道湖は観光遊覧船でのサンセットクルージングをやっています。もちろん乗ってもいいんですが、あえてクルージングボートを被写体にしました。
嘘つきました。本当はサンセットクルージングやってるの知りませんでした。
でも!結果的に望遠で撮ると夕日の大きさがより伝わるいい写真が撮れましたし!
日が沈んだらマジックアワーを楽しむ
夕日が沈みきったらさっさと引き上げる人が多かったです。でも、ここからは楽しい楽しいマジックアワー!もったいないですよ!
広角で空を大きく写してみました。雲ひとつない晴天だったんですけど、このときばかりは雲がほしかったです。
せめて星が見えれば…。あ、三脚ないから撮れないや。
マジックアワーは何を撮っても画になる不思議な時間。こんななんの変哲もないただの木ですらかっこよく見えます。
そうだ、島根に行こう。
文字を入れたくなります。そんな写真。今回の一番のお気に入り。これだけはちょっとRAWをいじりました。WBと明瞭度とノイズ除去です。
ちと黒がつぶれてる気がしますが、まぁ気にしない。夕景・夜景は難しい…。
宍道湖・夕日テラスのアクセス情報
夕日テラスまでは松江駅から徒歩20分。車だと5分ぐらいです。
海岸線から道を挟んだ向こう側に駐車場もあります。駐車場からは地下道があるので、道路を横断する必要はありません。
松江駅からバスも出ています。最寄のバス停は「嫁ヶ島」です。
今回のまとめ
事前の情報収集をしておけばよかったと思う反面、予備知識なしだったから素直に感動したっていう思いもあって複雑です。
次回行くときの課題は雲と場所選びですね。
もっともっと腕を上げて、自分の感動を伝えられる写真を撮りたい!そう思えた一日でした。
それではステキなカメラライフを!あめたま(@ametama_l2l)でした。