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初心者カメラ講座

公開日:2017.05.07 更新日: 2017.06.11

これから星を撮りたいと思う君に。星の撮り方で一番大事なポイントは場所選びです。

星空を撮る。

これはとても難しいことだと思われているけど、ただ星を撮るだけであればそんなに難しくはありません。

機械の設定と場所選びさえ間違えなければ、結構簡単に撮れてしまうもの。

今回はそんな星の撮り方をまとめてみました。割と自分用のメモだったりします。

星を撮る方法 簡易版メモ

場所と日時の選定

  • 星を撮るにはとにかく暗い場所を探す。街の光害が一番の大敵。場所選びで撮影成功の可否の80%が決まる。
  • 月もNG。月の出と月の入り時間を調べておく。
  • 雲が出ているとかなり厳しい。天の川を撮るなら雲は0が理想。
  • 天の川を撮る場合は季節・時刻によって見える方角や傾きが違う。事前に調べておくとベター。スマホの星座アプリが便利。

便利なリンク集

用意しておきたい機器

  • カメラ
  • レンズは広角の方が何かと捗る。(星を止めやすい、天の川全景を入れやすいなど)
  • 三脚
  • レリーズ(なくてもなんとかなる)

カメラの設定(撮影前)

  • 撮影前に液晶輝度を最小にしておく。
  • 撮影者が多い現場に行くときはファインダーの上のセンサーにビニールテープを貼るなど、液晶が光らないように配慮しておくと吉。まぁ、蛍じゃないからそこまで目くじら立てる人はいないと思うけど。
  • ピントはマニュアルで合わせるのでAFはオフにしておく。
  • 三脚を使うので手ぶれ補正もオフにしておく。
  • 写真の保存形式はRAWがおすすめ。現像やったことないって人もこの機会にやってみよう。

星の撮り方

  • ピント合わせはライブビューで行う。一番明るい星にカメラを向け、一番小さくなるよう調整する。
  • 撮影モードは「マニュアル」で。ダイヤルを「M」に合わせる。
  • 露出は「F値:開放」「シャッタースピード:30秒」「ISO:3200」で撮ってみる。レンズによってはF値が異なるので、撮ってみて調整する。
  • 明るすぎる場合、シャッタースピードを短くすると星が流れにくい。ISO感度を下げるとノイズが減る。好みでどちらを調整するか選択する。
  • 暗すぎる場合、高感度に強いカメラでなければシャッタースピードを伸ばすのがベター。星が流れるけどしょうがない。
  • とにかく1枚撮ったらちゃんと確認する。帰ってピンボケが一番切ない。

今回のまとめ

これらを守って撮った写真がこちら。

_MG_2641

ちなみにですが、一眼レフカメラやミラーレス一眼じゃなくても

  • 三脚に固定できる
  • 長秒露光(30秒以上)ができる
  • RAWで保存が可能でPCで現像ができる

この3点が可能なカメラならコンデジでもそれなりに撮れました。

P1030305

どちらの写真もRAWで保存し、PCで現像しています。

最初は失敗することもあるでしょうけど、星を写すだけならコツを掴めばそんなに難しくありません。頑張りましょう。

それではステキなカメラライフを!あめたま(@ametama_l2l)でした。

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