星空を撮る。
これはとても難しいことだと思われているけど、ただ星を撮るだけであればそんなに難しくはありません。
機械の設定と場所選びさえ間違えなければ、結構簡単に撮れてしまうもの。
今回はそんな星の撮り方をまとめてみました。割と自分用のメモだったりします。
星を撮る方法 簡易版メモ
場所と日時の選定
- 星を撮るにはとにかく暗い場所を探す。街の光害が一番の大敵。場所選びで撮影成功の可否の80%が決まる。
- 月もNG。月の出と月の入り時間を調べておく。
- 雲が出ているとかなり厳しい。天の川を撮るなら雲は0が理想。
- 天の川を撮る場合は季節・時刻によって見える方角や傾きが違う。事前に調べておくとベター。スマホの星座アプリが便利。
便利なリンク集
用意しておきたい機器
- カメラ
- レンズは広角の方が何かと捗る。(星を止めやすい、天の川全景を入れやすいなど)
- 三脚
- レリーズ(なくてもなんとかなる)
カメラの設定(撮影前)
- 撮影前に液晶輝度を最小にしておく。
- 撮影者が多い現場に行くときはファインダーの上のセンサーにビニールテープを貼るなど、液晶が光らないように配慮しておくと吉。まぁ、蛍じゃないからそこまで目くじら立てる人はいないと思うけど。
- ピントはマニュアルで合わせるのでAFはオフにしておく。
- 三脚を使うので手ぶれ補正もオフにしておく。
- 写真の保存形式はRAWがおすすめ。現像やったことないって人もこの機会にやってみよう。
星の撮り方
- ピント合わせはライブビューで行う。一番明るい星にカメラを向け、一番小さくなるよう調整する。
- 撮影モードは「マニュアル」で。ダイヤルを「M」に合わせる。
- 露出は「F値:開放」「シャッタースピード:30秒」「ISO:3200」で撮ってみる。レンズによってはF値が異なるので、撮ってみて調整する。
- 明るすぎる場合、シャッタースピードを短くすると星が流れにくい。ISO感度を下げるとノイズが減る。好みでどちらを調整するか選択する。
- 暗すぎる場合、高感度に強いカメラでなければシャッタースピードを伸ばすのがベター。星が流れるけどしょうがない。
- とにかく1枚撮ったらちゃんと確認する。帰ってピンボケが一番切ない。
今回のまとめ
これらを守って撮った写真がこちら。
ちなみにですが、一眼レフカメラやミラーレス一眼じゃなくても
- 三脚に固定できる
- 長秒露光(30秒以上)ができる
- RAWで保存が可能でPCで現像ができる
この3点が可能なカメラならコンデジでもそれなりに撮れました。
どちらの写真もRAWで保存し、PCで現像しています。
最初は失敗することもあるでしょうけど、星を写すだけならコツを掴めばそんなに難しくありません。頑張りましょう。
それではステキなカメラライフを!あめたま(@ametama_l2l)でした。